2017年02月23日

のけじ交わし

「……う……ぅ……」
まして、間島のように自分の暴力に絶対の自信を持つ輩は、力を吹聴するきらいがある。ムショ帰りで箔をつけ幹部の地位を手に入れた間島が、こぎれいな男を連れ込んで薬漬けreenex 效果にし、ヤりまくっている話は、ある意味、公然の秘密になっていた。

「(喧嘩を吹っ掛ける)カチコミで、相手を殺る奴は関東にはいねぇから、間島のせいで抗争になったと言う話だな。関東興産はシマを広げたがっていたからな。カチコミに間島を使ったって言う事は、上と何かの約束が出来てたんだろう? 」

いつも傍らにいる月虹の存在もあり、ついに引退を決意したのではないかと、顔役の面々は噂した。高齢とはいえ最後の侠客と言われる鴨嶋劉二郎の人気は、極道の間でも高い。

「鴨嶋の叔父貴、ご苦労様です。」

ざっと並んだ黒服の男たちが、並んで頭を下げた。
関東興産の社長、実は向坂組組長は、父親が存命中に鴨嶋劉二郎と糖尿上眼治療義兄弟の盃を交わしたことを知っている。
向坂組を先代から受け継ぐときに、跡目に指名した兄貴分の劉二郎が、自ら身を引いた話を親から聞いて知っていた。

「鴨嶋の兄貴に何かあったら、俺ぁ組を捨ててでも、駆け付けなきゃいけねぇんだ。」

先代はそんな話をよくした。

「もしも、約束事なんざ紙に描いた餅だって言うんなら、言わせて貰いてぇ。俺ぁ、子組として生きると決めてから、月々の上納金は欠かしたことがねぇ。それは筋者(すじもん)としてめだと思ってるからな。世間の鼻つまみだろうが何だろうが、極道には極道の仁義というものがある。先代とはそう言う約束をた上で、俺ぁ、義兄弟の盃を交わしたが、おめぇはどうだ?向坂の坊よ。……え?」

向坂は悪さを見つかった子供のように、その場で固まっていた。
鴨嶋劉二郎は確かに一度も親組に収める上納金を遅延したことがない。そればかりか、義理堅く関東興産を起こしたときも、きちんと祝い金と花輪を届けて来ていた。てぇした爺さんだと、宴尖沙咀找換店席で他の顔役と酒のつまみに話をしたことも一度や二度ではない。
  


Posted by だけを平らに削っ at 12:25Comments(0)

2017年02月10日

キスを思長く味

「うん、そうだよ。ああしてね、月虹が来るのをひたすら待ってるの。あ、やっと来てくれたと思ったら、隣の雛に餌を取られたりしてね。あの雛は、ずっと……ひたすら親を待っててね、それで餌を貰えなかった身体の小さな雛は、自然淘汰されてしまって死んじゃうんだよ、月虹。寂しいね。」

「野生って、そういうことなんじゃないのか。」


「そんな……事故じゃないっすか……」

「まぁな。そんな気がするってだけだ。好きな相手が死んじまったら、綺麗dream beauty pro新聞な思い出しか残らないって言うが、あれは本当だな。……時折、あの澄んだ瞳に無性に会いたくなるよ。」

全身で恋しいと叫ぶ涼介の滑らかな頬に月虹は指を伸ばした。身体を入れ替えて倒すと、無意識に涼介の脚が開いてゆく。シャツの裾から手を入れて、無垢な双果実を摘み上げた。張りつめた若い茎は握り込むと、すぐに喘ぐように露を滲ませてくる。
月虹は唇を合わせたまま、薄い胸をなで上げた。

「ひぃあっ……、兄貴。変っ!……そんなところ触っても、何もないのにじんじんする……。」

「感度良いなぁ、涼介。ここで感じる奴は、そう多くないdream beauty pro新聞けどな。おれが好きなら、流れちまいな。」

はふっと、自分の吐息が甘く漏れるのに、涼介は驚いた。
月虹の指が触れるたびに、そこかしこから細かい火花が霧散する気がする。腹の筋肉を波打たせて涼介は弾けないよう懸命に耐えた。初めて月虹と過ごすこの時間を、少しでもわいたかった。

*****

金剛はマットレスに倒れ込んで交わした冬月との初めてのい出し、思わず華奢な手織りのハンカチを目に当てた。マットレスに縫い止めるように抑え込んだ冬月の、吐息は甘く、形の良い唇は薄く開いて金剛の名を呼んだ。

「すみません……お父上を亡くしてお辛いのは月虹さまの方dream beauty pro新聞なのに、金剛は……冬月さまの事を思うと……涙もろくて嫌になってしまいます。」

「金剛……お父さまの事、本当に好きだったんだね。泣かないで、お父さまは、きっとどこかで金剛を見てるよ。」

「はい。そうですね、きっと……」  


Posted by だけを平らに削っ at 12:37Comments(0)
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