2016年08月09日

ら決まっていたえる聞きしま


「侍医が心配か?」
「うん、なんだかチャン先生いつもと様子が違ってるわ。」
それだけを聞くと部屋の中に入ってきてチャン先生の座っていた椅子に座る
「貴方、夕方チャン先生の部屋に行ったんでしょ?何か言ったの?」
そう言うと鬼剣を自分の座っている椅子の王賜豪側に立て掛ける
「別に、…何も。」
絶対、嘘。
そう思ったけど、チャン先生もこの人もきっと教えてくれない。
そう言う所は良く似ていると思う。

「医仙、肩を揉んで貰っても?」
「肩?如何したの、珍しいわね。」
「慣れぬ事をすると疲れるんです。貴女は医仙のくせにそんな事も知らないのか?」
「その位知ってるけど、慣れぬって…何したの?」
そうやって聞いてるのにこの人は答えない代わりに肩を揉めと自分の肩をポンと軽く叩いて私の顔を見る

暫くこの人の肩を揉んだ。
本当に今日は肩が凝ってるみたい。
何時も身体を動かしている人なのに珍しいわ

「王様に…話しました。全部。」
全部、…昨日の夜の事もよね。
「そして貴女の気持ちも、俺の気持ちも全部話して…許しを請うて来ました。」
「許しを…請う?」
王様に何の許しを求めたの?

「昨日貴女と共寝をした事を話し、貴女の今後はどうすると聞かれたので貴女の気持ち通り
天にお返しする旨を話し、…それから…」

私の事なのに私に何にも聞いたり意見を求めたりしないで、王様に何の許しを求めたの?

「…これからも共寝するからと許しを王賜豪求めたの?何それ?私は物じゃないわ。貴方なら分かってくれてると思ったのに。やっぱり貴方も私を物としか思って無いんじゃないの…」
物凄く腹が立った。

貴方の事好きなのに、何となく嫌な感じがしてたのはこれよ

貴方は私の事も全部自分で決めて勝手に話を進めて…
私と貴方の事なのに、一緒に王様の処に行って話そうじゃなくて、何時も自分だけで考えて…

それに怒ってるんだ私。

「…違う。」
貴方は座ったままで振り向いて私を見る
きっと酷い顔してる。
だって、怒ってるんだもの、仕方が無いわ。

「何が違うの?貴方だけが何で痛い思いしたり、嫌な事言われたりしなくちゃいけないの?貴方と私の事でしょう?私だって意見もある。何で一緒に行こうって言わないの。」
するとこの人の右手の親指が私の頬を撫でる

「泣くな。」
私泣いてた。
もう、昨日から泣いてばっかり。
こんなに私泣かないのに、なんでこんなに悲しくて泣けてくるのよ…
「泣いて無い。」
見たら判る嘘だけど、言ってやった。

「貴女が今度一緒に行って話をする赦しを請うてきたんだ。ただ、その場に王妃様も同席された故に色々聞かれて…長引いただけだ。」



「俺の話は貴女と似たようなものだ。ただ、貴女と話したのち俺は王様に話さなきゃならん。」
「…は?王様と?話す?」
訳が分からない。
王様と一体何を話すのかしら…

「貴女には昨日言ってありませんでしたが、王様と王妃様は俺と貴女が夫婦になる事を秘かに願っておられます。お忘れですか?俺と王様二人だけで貴女の事を話したと言っただろう?」
あぁ、云ってた。
何を二人で話したんだか…って私そう思っていた。
そんな事、私が居ない所で話してたの?

「め、夫婦って…」
「貴女が天に戻らず俺とこの高麗で暮らす事を願って脫髮治療いらっしゃるらしいです。叔母上からそう聞いております。」
そうだったの…。
急に夫婦なんて言葉がこの人の口から出て来たものだからまた頬を赤らめてしまった。
こんなにこの人が言う言葉で反応して…恥ずかしい…

「しかし、先程貴女に天の国への帰るとおしたので、その旨王様、王妃様にお伝え致しますが、宜しいですね?」
「…駄目って言っても言うんでしょ?」
そんな事になってるなんて知らなかったから…言っちゃったし。

「まぁ、そうですね。それに最初か事は出来ぬ。」
そう言う貴方の融通のきかない所嫌いよ。
でも、信念を通す所は本当に好き。
 
本当はずっと隣で見てたいなって最近良く思う。
でも貴方は決めた事は通す人だから、きっと私を元の世界に戻しちゃうんだろうなって…
「話ってそれだけ?」
「はい、それだけです。他愛も無い話です」
そう言って貴方はまた燈火をじっと見てる



Posted by だけを平らに削っ at 16:13│Comments(0)
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